マーブル・イン・ザ・ポケット 秋味

 友人のガラス作家の家が年に二回だけ春と秋に、ガラスのお店になる「マーブル・イン・ザ・ポケット」が明日10月1日(土)から10日間開催されます。今回で、14回目。年二回だからもう7年以上ですね。(年一回だけの開催の年もあったよね?)
 普段使いのできる素敵な器がリーズナブルに沢山。ほとんどが一点ものなので早めに行ってお気に入りをゲットして欲しい。私的には昼間の明るい光が差し込む時間にこのガラスたちを見るのがオススメ。ま、もちろん夜にライトの明かりで観るのもそれはそれできれいなのは間違いなく。私も開催されると足を運んでは、一つ二つ買って今では結構な数が食器棚に並ぶ。サラダボールや、小さい器や、グラスや、オイルキャンドルなど、などなど。最近のお気に入りはパイレックス(耐熱ガラス)の湯呑。薄くて軽くて超愛用。
 麻布十番の散策を兼ねてどうぞ、ゆったりとお楽しみ下さい。あ、今年はガラスの勾玉づくり体験(1000円)ってのもあるみたい。

 今回参加の作家陣は以下の通り。

アキノヨーコ/上杉高雅/狩野智宏/村山あい/村山耕二/柳下秀樹/山田輝雄

 家主はガラス作家・狩野智宏。あの狩野派の直系だそうだが、かなりスキ物のデッドヘッズで話のわかる面白おやじ。だがそのしょーもないダジャレには、関西人のオイラはよくエネルギーを吸い取られている。似ているような似ていないような双子の兄は、やはりデッドヘッズなタイダイ作家。国立現代美術館にもその作品が収蔵されているクラスの人なんだが、ダジャレのしょーもなさは兄弟くりそつ。助けてーー!!ww
 真面目な話もしておくと、面白おやじの親友チョージこと村山耕二は仙台で工房を構えて吹きガラスをメインにやっているのだが、先だっての震災で作品は全て割れてしまったそうなんだけど、家族ともども五体満足で家も窯も無事だったと。サハラ砂漠の砂で作った淡いオリーブグリーンな「サハラガラス」が代表作ですが、最近川砂を使って作品作りに取り組んでいるらしいとのこと。

2011年10月1日(土)−10日(月) 13:00−19:00
場所:東京都港区元麻布2-5-17 狩野グラススタジオ2F
問い合わせ先:kojyo@marblepocket.com