神の魚

 大城立裕を読み始めた。図書館よありがとう。まずは目についた短編集「後生からの声」から。グソーからの声なんてタイトルだけで、「おぉっ!」ってちょっとドキドキしてしまう。「沖縄」という文化で一番最初に気になったのが、その辺りのアニミズム的世界だったので。私には近づけない世界だけどね。切り取られた日常がそこにあった。
 今日から読み始めたのが「神の魚」。祖納@西表がドーンと出てきて、光景がありありと目に浮かぶ。沖縄で一番風景を知っている島ですからw読んでいると光が、風が、匂いが、森と海の手触りがリアルに私を包む。ゆっくり味わいつつ読み進めております。後借りたのは、イワサキクサゼミの名付け親の話「風の御主前」と、日の果てからね。
 「花の幻」も4月1日の世田谷パブリックシアターでの上演までに読みましょうね〜!(チケット無事ゲットしました。あ、3月の国立も通しでね!)