「第20回 ゆかる日 まさる日 さんしんの日」へ行って来た!

 ちょっと人心地ついたので放置しきりのエントリーをごそごそと書いてみる。

 3月4日はお約束のさんしんの日

 このさんしんの日ってのは、沖縄県では超有名な記念日なのだと思っていたら、そーでも無いらしいということが最近ようやっと分かってきた。そもそもこれは琉球放送RBCのイベントなのであって、公開生中継のネタなわけだとかで、RBCじゃない人たちにとっては…以下略。そーなのかー。三線やってて、しかも沖縄に居る人から「え?何それ?」って何度も言われたし。あれれれ?
 でも、継続は力なりのこととして、沖縄県内のみならず日本や世界各地で3月4日を三線的に記念日にして何かやろうという動きがあるのも事実。
 まぁ、私にとってはさんしんの日とサンゴの日は、人生の重大なターニングポイントの一つだからして一生忘れることのできない日なのは間違いなく。他人が忘れても私は忘れない。存在自体がありがとう、感謝でございます。

 友人は読谷のゲストハウス泊だというので、朝宿まで拾いにいって今年初ヤッケブースでがっつりブランチ!!
 良かった。まだ客の出足が遅いのか車もすっと停めれて待つことなくテーブルへ。それでもAkiさんは忙しそうだったので、挨拶は気づいてからでいいやと。最近、ついついチリビーンズを選んでしまっていたので初心に(西表暮らしの帰りに初ヤッケだったんだけど、その時食べたのがコレ)返ってチョコバナナ。朝から甘々パンチで目を覚ます。ぬふ〜♪友人の食っているミートボールも旨そうだった。全メニュー制覇は遠い道のりww

 ヤッケを出て会場には向かわずに、まずは座喜味城址方面。もうカーナビが無くても景色と標識でこの辺りは走れる。クリスマスに全品売り切れで涙をのんだ水円が目的地。さすがにこの時間は、ざっくざくとたんまりのパン。すぐ食べれるようにスライスして貰う。これでおやつはバッチリだ!ふっふっふ〜〜♪
 会場に着いたらもう開場していたので、そそくさと入口へ。途中で友人・知人に会って今年初ってことで新年のあいさつっぽいことをして笑いを取ってみたり。でも皆去年来た時は知らなかった人たちなんだなぁ。そんなことを想ったら、ふわっと走馬灯のように記憶が流れた。とりあえず席を無事確保して落ち着いて三線を用意する。ふぅ〜。
 近くに居た人たちからどこから来たのとつっこまれまくる。ま、大阪弁でべらべ〜ら喋ってたからねぇww

 今回は20回だからかパンフレットがカラーになっていた。ustreamやってるよ〜と、友人達にプログラムを写メってメール。
 ustreamでふと思ったのだけど、初めて行った2年前はまだustreamはやってなかった。半分くらいの人がラフな普段着だった。ラジオは音だけだし。そして、去年映像配信が始まった。明らかに着るものが変わってる人多数で、でも普段着っぽい人たちもまた居た。そして、今年は普段着の人が居なかった。ぬふ〜♪あ、出演者のことね。

 そんなわけで11:45〜21時過ぎまでがっつりと堪能。細かいことはもうどうでもいいや。とにかくまるっと楽しんだ。上原直彦の出演者いじりは、あいかわらずに容赦なく健在だった。
 一部が前川守賢で始まって、饒辺愛子になって、三部の最後はでいご娘というのはてっぱんなのかな?私がみたこの三年間はかならずそうなってて。へぇ〜。二部の15時と16時は、芸大OB男性舞踊家が出てましたね。私に見分けのつく(最近、ちょっと増えた)、あの人やその人も出てましたね。翁、婆、黒朝×2、白打掛×2な感じで。あ、嘉数道彦の打掛って初めて観たかも〜〜!誰がどれやるってどうやって決めるんだろう。じゃんけん?くじ引き?それとも年功序列?ww

 金城実と一緒に出ていた、國吉真宏って名前すら知らなかったのだけど良かったなぁ。しっとりした甘い声で、ちょっと聴きほれてしまいました。そういや、安冨祖流の大城貴幸がミニスカートのJKに囲まれて唄ってましたなぁ。組踊とか舞踊の地謡でしか見たことなかったので、おもろいもん見たな、と。先日の国立劇場では笛だったようですが。なるほどね。
 去年、おねーちゃん(?)応援団に囲まれていた徳原清文、今年はどんな応援団が出てくるかとちょっと期待してみたんだけど無かった。一昨年も見ている筈なんだけど、いかんせんあの時は出てる人がほっとんど知らない人ばっかりだったわけで、どうだったかさっぱり覚えてません。経験値ゼロ。記憶混乱。
 そうそうよなは徹は相変わらず自分の出番以外にもひっぱりだこだった模様。太鼓だ、笛だ、なんだかんだと。影太鼓とか、琉箏とか弾いてたっぽいし。出番では上原直彦に「もう若手って年齢でも無いか」とつっこまれ後ろで爆笑するヤツ。去年、暗いって突っ込まれていたくせにw ぎっくりくんは直ったかい?
 それにしてもフォーシスターズは相変わらず凄いっす。びっくりべんちゃーずおばちゃん連健在で嬉しい。でいご娘が着ている不思議な色合いの打掛をじっくり観察。黄色の紅型に緑の紗を合わせて縫ってあるのかな?せっかく舞台を見ているのだからと、いろんなところに目が行ってしまう。何もかもが楽しい異邦人。のんきにこうやって参加できている自分は、なんて幸せもんなんだろうといちいち噛みしめながら。ほんま、ありがたいことです。

 外のお店にはあまりゆっくり行けなかったけど、せっかくだからなにか自分にお土産が欲しいなぁと、ちょっとレアっぽいかもしれないにんげんこくほーのDVDをゲットしてみたりした。

 今年もやっぱり抽選は外れた。来年こそは!←行く気満々(爆)