サキシマな二人に、ブラボー!!

サキシマ・ザ・レインボー 昨夜は、サキシマな二人であらせられまする新良幸人下地勇のユニット「Sakishima Meeting」@新世界でございましたヽ(^。^)ノ

 友人Mちゃんがみんなの予約を取ってくれたのだけど、そのMちゃんは仕事が終わらず未遂で残念な気持ちがメールに表れておりました。一緒に盛り上がりたかったよ。来年、また行こうね!

 新世界っつうライブハウスは、今年11月にOPENしたばかりの新しい箱みたいだね。構造がちょっと面白い。ステージの真ん前には、オーケストラピットばりの深い場所がドーンと口をあけている。そこからだとステージはかなり見上げる感じ。ま、UNITとかLiquid Roomとかのステージとフロアの高さの感じと同じだけど。2mくらいしか奥行が無いからその穴の一番後ろに立っても見上げ度はかなりな感じ。で、ステージと同じ高さでメインフロアが。ま、そこからはステージに立つ人たちが同じ目線で見れるのでそれは結構いい感じ。
 全体的にかなりこじんまりした箱ですた。ま、その分ステージ近くてそりゃぁ、それに越したことは無いのでウヒヒヒでしたけど。

 さて、六本木。
 ガラス作家の友人(作家名:狩野智宏)が、最近展開しているオイルキャンドル「灯火」のプロダクト製品をケヤキ坂の下にあるスタバの入っているTSUTAYAで展示してるというので、早めに六本木に行ってそれを見てたわけで。そんで、新世界にはOPENのちょっと前に行けば席とかとれるんじゃねとのほほんと考えておりますた。念のためと6時過ぎに友人Fに連絡してみたら、もうとっくに並んでるよ〜と。えええええ???
 そんななの??と、あわてて新世界方面へ向かう。慌てるとヒルズって道を見失って無駄に上り下りしちゃうんだよね。アハハハ。噂では、いす席は30くらいしかないから後は立ち見とかって感じで、ほならみんなの分も席抑えなきゃとかって慌てて行って並んだのだけど、結局いす席はほっとんど無くてALL STANDINGと言っても過言でない感じ。なーんだ(笑) 私は30分くらい並んだだけですんだけど寒い中2時間も並んでいた友達は、ほんとお疲れ様でしたって感じ。頑張ったねーー!!
 ま、ライブハウスだし私はむしろ窮屈に椅子に座らさられるよりは、立って自由にできる方が好きだったり。踊れるし♪

 さて、LIVE。
 いやぁ〜、楽しかった、面白かった、気持ちよかったでございます。
 音も良かったねぇ。三線もギターも唄もピアノも気持ちよく。

 っつーか、新良幸人のはじけっぷりったら無かったね(笑)今年、初めて幸人を見たハイサイフェスタ、伊勢丹屋上、お盆な六ヒル、琉フェス、新星堂本社の中でも、一番気持ちよさそうで楽しそうでおかしな人だったと思われ。かなり爆笑させていただきまちた。ありがたうごじゃいます。

 この二人だからこそ飛び出す音がいっぱいあって、それが良かったにゃぁ。Fly me to the moonとかねぇ。幸人があれを唄っててオイラ幸せですたわぁ〜
 でも、月へ飛んで行くのはスクなんね(笑)
 そうなんだよね。スクの人生は、はかないのよ。浅い明るい海へ出てきて初めてのご飯の前に網にかかっちゃうのよ。ご飯食べちゃうと、苦くなっちゃって品質としてはあんまり良くないのよね。ということを今年の夏の座間味で知りました。ちょうどその時スク・フィーバー大当たりだったのだな。夏の大潮、それもチャンスは2回だけ。年にたった2回のフィーバー。
そのフィーバーから逃れたいスクは、月へ行きたいということらしい(笑)

 下地勇のギターの音がかなり気持ちよかったっす。航空公園と伊勢丹新星堂と聴いたけど、今までで一番気持ちいいい音だった。人生初勇(!)だった夏の航空公園。ギターの音が酷くてさ、なんじゃってちょっと引いてたんだけどあれはなんかがおかしかったんだね。あん時機材がトラぶって最初音出てなかったんだっけ??

 唄ってる新良幸人は素晴すぃ〜。あんな風に唄って、あんな風に三線弾いて、ぜーーーったいに今日アソコで一番気持ちよかった人は幸人に間違いない!!!だってさ、音楽って突き詰めていくと快楽のための装置じゃないかとワタクシは思うのですよ。ま、何がどう気持ちよいかは人それぞれで100人いれば、100人なりの快楽ポイントがあると思うんだけど。

 唄三線ワールドですが、どっちかって言うと民謡より古典音楽の方がワタクシ的には快楽度は上かなぁって思う。聴いていてうっとり度は古典曲の方が明らかに高い。楽曲的な好みってのあるかもだけど。あの音の絡みとか流れとか広がり方は宇宙っぽくない?民謡をうっとり聴けるかどうかは、唄っている人も曲もまだまだかなり限定されちゃうなぁ、今のワタクシには。萌えが足りないか??精進が足りないか??(笑)

 まだね端っこをちみっと齧っただけなんだけど、古典音楽と芸能の世界は結構すごい領域で快楽指数高いんじゃないかと。まだよく分からないけど、古典の持つ波には深く、繊細で、複雑な快楽の回路が内臓されているじゃないかと思うのです。妄想かもしれませんがね。ソロもいいですが、複数の人で唄ってるあのウネリとかもちょっとビリビリします。沢山の僧侶による読経のウネリにも通じる何かがあるんじゃないかと。脳内モルヒネは、絶対民謡よりきっちりハマッた古典のが出るんじゃないかと妄想。かなりストイックな方向ではありますがね。
 先生にそんなこと言ったら怒られそうだけどね。アハハハ。
 自分自身が上達して、いつかそんな領域まで行けるようになれば本望でございます。(今でもやっぱり古典のがやってて気持ちいいいのは間違いなく。あ、舞踊曲もね。エヘヘヘ)

 
 でも、新良幸人の気持ちよさは別格です。たまらんす。


◆SAKISHIMAなふたりったら…
http://sakishimameeting.ti-da.net/


 そうそう、ゲストに先月メジャー・デビュー果たしたという成底ゆう子さんて人が出てきたよ。ええ声でしたじゃ〜。後、やなわらばーも飛び入りで一曲唄っていったよ。