てるりん祭のおもひで(その2)

 ちょっと探してみた。「かまぼこが売れますように」って唄。本人ではないのですが、ヨウツベにあったよ。っと、amazonでもありますな。

かまぼこが売れますように

かまぼこが売れますように

 トークショーの後は、よなは徹の登場。その頃には結構椅子席は埋まってきていた感じ。平日だし昼間だしぐるっと見渡すと年齢層がかなり高い。他の場所とか島でもそうだったけど、オバァやオジィ達はこういうイベントを本当に心待ちにして楽しんでる気がする。よなは徹は、「あやかり節」とか民謡を2,3曲やってから間に古典を一曲。んんー、何をやったか題名忘れた。
 古典曲をやってる時に周りにいたオバァたちが一緒に口ずさみ初めて、おおぉって。それまでの曲とか(その後も)ではいっさいそんなことなかったのに。隣にいたオバァが「いい声よねぇ〜、古典いいねぇ、古典の唄が大好き!!」って話かけてきた。「いい声ですよね。私も古典の唄が大好きですよ〜」と。もっと聴きたいねぇ、もっと唄ってくれないかしらねとオバァたちと一緒に話が盛り上がったり。なかなかああいう場所では古典の曲を聴く機会が無いわけで、でも間違いなくそれを聴きたい人たちも結構いたりするわけで。来年はもっと古典の曲もやってくれたらいいのにって思う。よなは徹は間違いなくそれをできる人だし。曲数を増やせないなら、長〜いのをきぼーんぬ!
 古典の後は、「あっちゃめー小」とかあそこらへんので締め。今年は、よく考えたら毎月ステージに立つよなは徹を見ているわけだけど、また違う引き出しを開けて見せてくれた感じで興味は尽きまへん。とにかく初めて聴いたときからあの唄声はとても好きなモノであるのは変わりなく。
 終わってからオバァ達に「今日はもう帰れないね!」っとニコニコ顔で言われ、「もっちろん最後まで楽しむよ〜」と。そんなオバァからは小さいおまんじゅうを分けて頂く。お返しにアメちゃんを差し上げる。

 で、流れ的にここで新良幸人かと思ったら幸人は急遽出れなくなったようで。ありゃりゃ、そんなこんなやなんやかんやでもうステージ進行とかあるのかないのか舞台監督居ないのか?もしかしてなゆる〜い感じで。ま、それを許容する人々と世界なわけで見ている方ものんびりで。にゃるほどねぇ〜と。これは、ここだからある時間の流れ。その流れの中によそ者の私がこうやって浸っていられるのはありがたいことだよなぁと、諸々に感謝をする。(たまに、字幕欲しーって思ったけどww)
 ここでトイレ行きがてら一旦家に戻って足元を温かくして、熱いお茶をポットに補充して、小腹がすいたと上間てんぷらに行って天ぷらをしこたま買い込み、スタッフをやってた知り合いとステージを眺めながら買ってきたてんぷらにパクついたりして小休止。6時間オーバーの長丁場だしね。腹も減るって。もうねぇ〜、沖縄市回りはいろいろ道も覚えてカーナビの案内無くても結構動けるようになってきた。アホやなww

 さて、ここら辺から記憶がごっちゃで順番とかあんまりちゃんと覚えてまへん。その1にも書いたように前川守賢はなんどもステージ上げられていろいろやってくれるし、よなは徹もいろんな人の後ろで太鼓たたいたりしているし。覚えてるところから書いておこう。備忘録、備忘録。
 上原知子はいつものあの感じの衣装でパリっと登場。でも生で見るのは2回目かな?国際サンゴ礁年の時に東京ビッグサイト環境省が、そっち方面のシンポジウムをやるとかで知り合いの写真家さんとかセンセーが出るってのでダイバー仲間と行った時にLive見たぞと、思い出した。その時は上原知子大島保克も初めて見る知らない人だった。すっかり忘れていた。あああぁ、なんかいろいろあの当時の事を思い出しちゃった。いやぁ、結構遠くまで来たにゃぁww
 いや、それにしても上原知子のLiveはいろんな意味で面白かった。それ、ありなんや〜ってのがてんこ盛りで。コザだからなのかもしれないけど、普段からああなのかもしれないけど、ええねぇ。あのビリビリと空間を突き破って飛んでいくような声はどっからどう出してるんだろうと。現地に着いて構成も考える間もなくステージに上がることになって、何唄っていいか考えてないよ〜ってのに一番前に陣取ってるオジィたちからリクエストの声が飛ぶ。その唄覚えてるかな?という微妙な弱気に、後ろで太鼓(あーんど、ちんだみ係ww)をたたいていたよなは徹がすかさず譜面だかなんだかを用意するところはさすが!!「一家に一台とーるが欲しい」とか言われてるしww
 それから「この曲と言えば、あの人が大好きだから〜」と業務連絡で知名定男をステージ上へ呼び出し。思いっきり何か食べてる最中で、もぐもぐしながらステージに上がる知名定男。やー、こんなん東京じゃ見れないって。お得感満載!!拝んでしまうわぁ〜、ホンマ。
 嘉手苅林次は紫の着物で登場。饒辺愛子が太鼓。初めて生で見たんだけど、あの嘉手苅林昌と同じDNAを持っているからか声質とか似てるんだなぁって思った。唄をちゃんと聴くよりそういった点でほーとか、へーとか思ったりしながら鑑賞していたので曲はいっぱいやったと思うのだけど、何やったっけ?って。ちょっと今まで見た人とまた違った独特の雰囲気があって、そっちに気を取られてしまったかも。しまったww

(その3につづく)