ある意味マニアック世界。面白かった。

 どうやら「九州〜近畿地方は梅雨入りしたとみられる」そうで、藤井寺の空もどんよりしております。どんよりしていても東京と違って気温は高いのよね。大阪の梅雨ってそうだったわ。梅雨の晴れ間は爽やかというより夏じゃぁ〜あっちぃな感じで。東京とは違うのだなぁ。日本って場所によって四季が違ってお得な国かもと思う所ww

 さて、よなは徹の「初夏の歌会ツアー」に行って来た。前回は、寒い時期で名古屋まで行ってみたりもしていたのですが、今回の名古屋は家庭の事情で断念。その代わり関東で複数あったので、そっちに行ってみたわけで。今回もまだ一緒にLiveに行ったことの無い知人をいろいろ誘って行ってみた。

 前半は、ソロでじっくり民謡を聴かせる感じで、後半にサポートギターの前濱YOSHIROを迎えて世界をガラッと変えてくる流れで、単なる島歌ライブというよりエンターテインメントな色がアップな感じだった。私が行った所では、はじめてよなは徹のライブに来たであろう的おじちゃん達が楽しそうに盛り上がってるのが面白かった。あはは〜♪

 前半の民謡コーナーは、ヒヨコな私にはまだまだ知らない曲、生で初めて聴く曲、久しぶりの曲なんかがいろいろ(日によって違う)聴けて良かった。ある意味繊細にそれでいて鋭くクリアな三線の音の響きが大変に心地よく。とにかく音が心地良いのだな。そこ重要。
 絃を押さえるタイミング、放すタイミング、弾き方とその強弱、うーんうーんうーん。なんて奥深い楽器との戯れかた。たった三本の絃なのにね。面白い。富原ナークニー〜あっちゃめー小の圧巻。

 しかし、私自身まだまだ言葉が分からない部分が多くて特に始めて聴く曲は、何を唄ってるんだろうと想像しながら。悔しいですが、わからないことだらけで。まぁ、でも三線を始めた頃に比べるとほんの少しですが耳慣てきた言葉は聞き取れて分かるようになって、そういうのが出てくるとそこから想像が膨らんだり。よなは徹は、言葉もクリアできれいに唄うと思いまふ。

 「城の前」と言えば、ここにある音源、私にはどうしても「久高まんじゅう主」に聴こえるんだが…。ションガネーがどこにもねーらんどー??ねぇ、天下のN○Kさん。
 屋嘉節の元になったと言われる「PW無情(PW哀りなむん)」は、大城美佐子がどこかで唄ったのを聴いたことがあっただけで、すっかり忘れていたのだけど「PW」という象徴的なきぃわーどは覚えていて。その時なんだろうって家に帰ってから調べて、あぁ…と。情景がわかると唄われている時の言葉も捉えやすくなるのね。言語野頑張れ!
 後、気になった曲でお芝居の曲だと言っていた「くーがもー…ナントカ小」って曲が早口言葉みたいな言葉で、何か自己紹介?を唄ってるようで面白い唄だと思ったのだけど、意味がさっぱり。雨の日も風の日も毎晩…、で、何してんの??という感じで。明け方までどうしたん?意味わからーん。あはは。後も断片的になんとなく辻とか界隈のそーゆー唄っぽいなぁという雰囲気くらいしか。雰囲気ね。まぁ、男子目線の唄やな、そこは間違いなくと妄想しておこう。(なぜかそういう言葉やダブルミーニングは知っている割合が高いww)

 何度か聴いたことのある三線が激かっちょいい(と、思っている)曲「とうがに」が、「とうがにあやぐ」の崩しだと先日某恋の島で聞いて以来、気になっていて気になっていて、今回出て来たので必死で解析しようとしてみましたが、玉砕。ヒヨコな私にはぜんぜん別の曲に聴こえますにゃ。頑張って修行すれば20年後くらいには分かるかな?ww

 まぁ、そんな感じで三線と唄という一番シンプルなセットを余すところなく堪能。面白かった。こういう古い(?)民謡な曲は、唄も伸び伸びと歌声も心地よく響くよねぇ。声がクリアすぎてという諸兄方もいらっしゃいますが、私は好きだな。そして、ガラッと世界を変えて前濱YOSHIROとの時間。YOSHIROのギターのカッティングが生み出すリズムにのる三線と唄という世界。前回よりも音の寄り添い感が上がった印象。今回のNewアレンジは「村はじし」かにゃ?そいやてるりん祭で、上原知子も唄ってたね。今回も飛び出した新曲もといネタは釣りな(?)唄だった。あははは、爆笑。さすがに子門真人の唄い方は真似してなかったけど。そんでもって泡盛をストローは危険過ぎ!屋慶名クハディーサー唄えるようになりたいなぁ。

 小岩の時にYOSHIROのギターの絃が、どんどん切れるという事件wwが起こり絃を変えている間、よなは徹が予定外の曲を唄ってくれることになりお客的にはお得気分。♪じぇんじぇんだめ〜
 そいや、その時食べたたい焼きはまずかったらしい(聞き逃さなかったよ!)

 写真は、沖縄めんそーれフェスタ2012@池袋サンシャイン(6月6日17時〜)にて。録音・録画はNGだったが写真撮影はおっけだったよ。この噴水広場って上から見ると床の模様がエッシャーしてまふ。肉眼で見るよりこうやって写真に撮るとよりいっそう際立ちます。
 全編前濱YOSHIROとやるのかなと思ったら、途中でうちなー口を大事に、古い唄を絶やさないようにしたいという思いを語り、「北谷の前」とか「せんする節」とかをソロで。せんする節は、いろんな職業をうちなー口で自己紹介する台詞が入るやつ。凄いねぇ、よどみなく早口言葉みたいな小芝居調で。これはどこかで聴いた記憶があったんだけどどこだっけ?前川守賢だったかな?カーステでラジオで聴いたんだっけな。池袋のこんなところでこれが聴けるとは思わなかった。拍手!!もっともっといろんな唄を聴かせてください。ありがとうございます。

 花笠節〜安里屋ではじまり約50分間。めんそーれフェスタも4回目にして、ぐぐぐっと豪華になってきたね。物産展もお客さんがいっぱい入っていて賑わっていて、だんだん周知されてきたのかな。6月頭はサンシャイン、7月末は新宿伊勢丹と東京の沖縄モードが定着するといいな♪日曜まではLiveも物産展もまだまだ熱いじぇ〜