赤と黒の蝶々さんは、渡海やひじゃみてぃんと。

 昨夜の新良幸人@大宮うさぎやライブは、だった。そうなんですよ、白くなかったんですよ。うひひひひひ♪
 って、服の色がですよ。たまにはベイビーピンクとか7色水玉とか空色地にひまわり模様も見てみた……ゲフン、ゲフン。

 というわけで、新良幸人&サンデーのカップリングを観るのは、去年の七夕のうさぎや以来なわけでもう予約した時から超楽しみだった。ってか、黒い幸人(笑)も今年初なわけで。まだソロのLiveを観たことが無いという壺屋出身のおじさまを「んじゃ、行こうよ!」と、誘って行ってみた。
 いやぁ、やっぱりうさぎやの幸人最高〜!というわけで、うさぎや幸人皆勤賞のオイラです。いつもありがとうございます、楽しいうさぎやの皆さん。

 まだエントリーはしていないけど、昼間はサンピア川崎に金城秀吉芸歴50周年記念公演を観に行っていたわけで、演目充実しまくりでゆうに3時間半をオーバー。間に合うのかぁ〜と、ちょっと焦りましたがまぁ時間通りに始まらないだろうと少したかをくくっていたのも事実w(そいやこっちも2部の最後の演目が加那ヨー天川だったよ、なんとそんな日だった)

 いつもながら満員御礼のうさぎや。幸人のはじけっぷりはいつににもまして自由奔放で、見てるこっちもニヤニヤしちゃう感じに遊び心満載で。あの変幻自在に音を操り奏でる三線は、私の中では唯一無二だなといつも聞き惚れる。おなじみの曲のイントロと見せかけ、違う曲にするっとすり替えたり、間に挟み込まれるインプロなリズムにフレーズ。遊び過ぎても後ろでサンデーの太鼓ががっちり土台を支えている感じで、ゆるぐことのない幸人ワールド。え?褒めすぎ?だって、一年ぶりやもん。てるりん祭は、太鼓はゆうちゃん(爆)やったし。
 曲目的には、おなじみな曲が続くけどそれはもうどこを切っても幸人世界で。乾杯の後は「Peach Country〜Good River Moutain」という曲をお届けします〜ときたもんだ。あはははははは。それ、何のハヤリとニヤリヽ(^。^)ノ

 あぁ、やっぱりあの八重山のゆったりした曲をきちんと覚えたい。ジャングルで、海で、つま弾くようにひとり唄いたい。老人になるまでにはなんとかしよう。なんだろうね、私の中では琉球古典曲と通じるおんなじ萌な部分があるのよね。三線の音と流れ、それと唄の音と流れその二つが絡まり合いながら広がって行くハーモニー世界。隙間の美学。

 ちじゅやーの三番が大好きだと、サトウユウ子とのLiveでも言ってたけど、今回ほんまに「渡海やひじゃみてぃん〜」だけ唄ったわけで。思わずこっそり月見手してみたり。ま、唄が短い分三線でいっぱい聴かせてくれた。幸人の三線は色っぽいよねぇ。唄ってるよねぇ。饒舌だよねぇ。サンデーとのいぶし銀な絡みがたまらんじぇぇ〜
 毎度お馴染み加那ちゃんタイムは、加那ヨーから天川に行くと見せかけて、まやがーに行ったりして八重山を飛び回って、最後ちゃんと天川に戻ってと、やりたい放題。心の赴くままに。面白すぎ、楽しすぎ。毎回何が飛び出すからわからない。やっぱりライブって面白い。

 最後に海を越えて思いよ届けと、あの切ない心を歌い上げて心を揺さぶりまくって終わりにけり。そんなところで終わるなんて…!!愉しみまくって心全開のこの時に、こんなのつっこまれたら海の向こうにいっぱい思いを残して、馳せているオイラは泣いてしまうがな。やられた〜!!ww
 そんなわけで、今夜は「渡海やひじゃみてぃん」がテーマかなと勝手に妄想した夜だった。ありがとう〜!

 次の12月は決まったらしいが、間にも来たいというお話。是非、来て〜!!