狩野智宏個展 -cosmogony-進化

 ガラス作家の踊る部族的友人Openmanこと狩野智宏が京都で個展を開催中ということで、春秋座の帰りに覗きに行ってきた。(6月9日土曜日)
 場所は、烏丸御池近くのギャラリー品

 春秋座のインフォメーションで、どのバスがいいかおじちゃんに聞いたりして5系統か2系統で三条付近まで戻るのがいいんじゃないかと。というわけで、乗ったバスが2系統だったので市役所前で下車。経路が謎だったので荷物をロッカーに預けてこれなかったので、やや大きい荷物を抱えたままどうしようかと思ったけどせっかくだからと三条通りを散歩がてら烏丸方面へ。

 三条通りは、老舗のお店だとかも並んでいてとても楽しい。写真は、足袋屋さん。さすが京都足袋専門店でございますよ。他にも千代紙の小物専門店だとか、和装小物の店だとか、お香屋さんだとか、ゆっくり見て回りたいお店がいっぱい。
 ついフラフラとお店に誘われそうになるが時間も時間だし、荷物も重たいのでなるべくウィンドウショッピングで抑える。でも、観るだけでも脳みそが刺激されまくり。楽しい〜!

 匂い袋専門店(写真撮り忘れた〜)があったので、防蟲香をゲット。香もパッケージもステキなんでごじゃいます〜。友人達へのお土産はこれにした。ぬふ〜♪

 目的地の入口がこんなだった。あれ?これどっかでみたぞ。と、中に入ってびっくりが確信に変わる!!
 この人力車、この暖簾、この水屋、知ってる。そう、ここは帯の誉田屋源兵衛のお店だった。たけしのアートビートにも出てきた着物と帯の革命児といわれるスギョいおやじの店。先日、録画を見返したばっかりで記憶に新しい。
 その奥にギャラリー品はあった。ひゃー、びっくり。たまたま録画を見返したのはこんなことが用意されていたから?ww この日は「源兵衛さんは出かけていないんだよ〜」とOpenmanから聞いた。ちょっと残念。


 ギャラリーの手前の烏丸通りにスタバを発見したので、差し入れにキャラメルマキアート。飲食がどんな感じかわからなかったので、一応事前に電話して確認はしますたよ。

 写真は、キャラメルマキアートを手にしてご満悦のOpenman近影。春のマーブル・イン・ザ・ポケットは丁度沖訪と重なって行けなかったから直接会うのは去年の秋ぶり?お元気そうでなによりでごじゃいます。個展開催おめでとう〜!!ひとしきりこの場所の話などを伺う。
 よく考えたら個展に行くのはかなり久しぶりな気がします。数年ぶりのamorphous。どう進化しているのか楽しみ。

 ギャラリー2Fが会場。薄暗くした部屋に写真のように銀河を閉じ込めたような宇宙が並ぶ。でかい!以前に作っていたamorphousとは比べ物にならない大きさ。以前のが手のひらサイズなら、これは腕でやっとこさかかえられるかどうかというサイズ。凄い〜!
 これは一つが70kgくらいあるそうです。

 展示台の下からライトが当てられ台には水が張られていて、そこにもガラスが写る。言葉では表現できない。写真でも表現できない。いろんな角度から覗きこみ、眺め、透かして、溶けたガラスが動きそしてその一瞬を切り取って閉じ込めた世界を想像して感じる。

 何時間でも飽きることなく眺めていられる世界。不思議な世界。ずっと眺めていたかったけど人がどんどん増えて落ち着かなくなったので退散。できればひとりじめしたい感じなのでww
 今月26日まで個展はやってるようなので京都へいらした方は是非どうぞ。

cosmogony-進化
狩野智宏展
6月7日(木)-26日(火) @-品-SHINA
11:00〜19:00 (最終日 17:00) 水曜定休・入場無料
〒604-8165 京都府京都市中京区室町三条下ル西側誉田屋奥
TEL.075-257-5567
http://www.shinanet.jp/

 夜は一緒にご飯を食べようということになっていたのだけど、東京のガラス教室の生徒さんがツアーでやってきていてその人たちと20人くらいで宴会することになったらしい。そこに参加してと言われたのだが、ちょっとそれは遠慮させて貰いました。ごめんにょろよ〜。
 代わりに近所でいい店が無いかと尋ねたら、源兵衛さんがやっている韓国Cafeがすぐ近所にあってお粥がおいしいよということでそこに行くことにした。