ちんぬく@壺屋で、はねやかした。

 この日のラストイベント=夜ご飯は、mkりんおすすめの壺屋おすすめの「ちんぬく」へ。どぅるわかしーが食べたい〜と言ったら教えてくれた店。去年の夏に、やどかり@座間味の秀和さんのおすすめで行ったとまりん喜作で、食べたどぅるわかしーも絶品だった。喜作は、大東寿司でも有名だね。毎回座間味に潜りに行くたびに、行け、行けって言われて。スクフィーバーの直後で、秀和さんからすっごい大量のスクが送られてきたよ〜って話だった。そんな秀和さんは、今は烏賊漁に精を出しておられるそうな。座間味のDSやどかりのご意見番
 あ、話が逸れた。

 組踊を観終わって、Tシャツ屋に吸い込まれた後だったのでお店に着いた時は、すっかり9時を回っていた。それだからか、お店にはカウンターにおやじがふたりぽっち。一人は、貨物船の船乗りのおじちゃん@京都人。毎週火曜と金曜にお台場に船が入るらしいよ。そして、もうひとりはよく見るとエプロンしていてどうやらお店のオーナーのおっちゃん(外間さん)だった。

 どこでも好きなとこ座っていいよ〜と、まぁ、真ん中辺の明るい場所を陣取る。「はじめて(この店に)来たか」と聞くので「そうでーす」と。すると、なんでこの店を知ったというので「友人からの紹介で」と答えたら、その「紹介」っつうのが効力を発揮するらしく、サービスでハブ酒かウミブドウを出してくれると。私は車だし、ハブ酒は飲みたくないしと「ウミブドウ」をチョイス。ありがたうごぜえます。

 第一目的のどぅるわかしーをはじめに、くふぁじゅーしーとか、チャンプルーとか、中身汁とか、天ぷら盛り合わせとか、なんじゃかんじゃ頼む。どれも、これも鰹や昆布や干ししいたけや、そういう出汁がきちんと効いていて、凄くおいしい。変なケミカル味はしない。天ぷらも、紅いもやら、魚やら、島らっきょうやら、いんげんやら。これこれ、これが食べたかったのよー!!本当においしくって、二人とも大興奮!!鼻の孔おっぴろげる感じでww

 ちょっと落ち着いて店内を見回すと、花笠やら三線やらがおいてある。由緒正しき沖縄な居酒屋って感じ?(←カンコーキャクっちう生き物目線においてなw)「あ、三線」ってぽつんと言ったら、耳ざとく聞いていた店員の昔のおにーさんが、はいって渡してくれた。渡されちゃったら、そりゃねぇ。アハハ。ほっとんど貸切みたいなもんだし、いいかなって。Sと交互に何曲か。居酒屋対応度の低いオイラ、ごめん、BEGINとか譜面ないと唄えんす。ま、いっかと上り口説。Sちゃんが手だけで踊る(座ってるからね)。浜千鳥を久しぶりに唄ったら、歌詞がウロウロだったww
 調子にのって貫花を唄ってたら、「四つ竹」がコロンとテーブルの上に。それを目にしたSちゃんがすかさず手に立ち上がる。お、踊りますか?ってなわけで、踊いくはでぃさ=よちゅたけやっちゃったり。こんなへっぽこでもおじちゃんズ、大喜び。唄三線の世界に足を突っ込んでたかだか3年ちょっとの未熟ものなオイラ達。でも、こうやって楽しく唄って踊るのが何より大好き。
 食べたり、唄ったり、踊ったり、喋ったり、笑ったり、忙しい、忙しい。料理が出てくると「ちょっと待ってね、あちこーこーのうちに食べさせて〜」と。どれもこれも料理がいちいちおいしい。そして、ほっとする味。

 そうこうしているうちに野球世界のキャンプの話になったんだが、いかんせんそっち方面には思いっきり暗いウチラ。名護まで行って裕ちゃん見てないんかいって。すんまへん、興味無いんす。船乗りのおじちゃんは、京都なのでもちろん阪神タイガースを応援に行こうと宜野座のキャンプまで行ったら、来てるのは関西のテレビ局だけだったよ。さみしかった、と、嘆いていたww
 
 そんなこんなで、誰かの家に来たみたいな居心地の良さで結局12時半過ぎるまでやんや、やんや。最後には、たんかんとか一緒に剥いて食べちゃったり。ごちそーさまでした。いっぺーにふぇーでーびたん。
 2月の月末には別の刺客、じゃなくて歌も三線も旨くて臼太鼓もかっこよく操れる江戸の美女を送り込みますからねぇ。