第9回法政大学「地域の方々との」伝統芸能を鑑賞する集い

 昨日の夕方家に戻って、夜はこれ。静かにじっくり「音空間」に向き合った夜でした。なんか視覚情報が邪魔な感じに音に埋没したい気分で全身を耳にして堪能。人間って凄いなぁ。

 さて、今週の日曜日の法政大学で琉球舞踊と組踊『二童敵討』が、「第9回法政大学「地域の方々との」伝統芸能を鑑賞する集い」として上演されるようです。私がこの情報を入手した時には既に観覧応募の締切を過ぎていたのですが、電話してみたところまだ間に合うということでハガキを送った次第。しかも無料ですよ。沖縄まで高い足代・宿泊代をかけなくても観れるなんて。ありがとうございます。感謝!!(って、あと少なくとも年内に2回は国立劇場おきなわへ行くつもりだったり。マイレージが溜まったので使ってやるぅ〜の巻!)

組踊(くみおどり)〜琉球のこころ〜

 法政大学では、伝統芸能を通じて、法政大学と千代田区・新宿区の地域の方々と密接な連携をとり、さらには地域の発展のために「伝統芸能を鑑賞する集い」を開催しています。
今年は、第9回を迎え、以下の公演を行うこととなりました。興味のある方はぜひご参加ください。
主 催 法政大学
後 援 新宿区/千代田区
協 力 神楽坂商店街振興組合/神楽坂通り商店会/神楽坂まちづくりの会/九段商店街振興組合/飯田橋商店街振興組合
日 時 12月11日(日)16:00〜(開場・受付開始15:00)
会 場 法政大学市ケ谷キャンパス外濠校舎6F 薩埵ホール
入場料 無料(要申込、定員780名)

「沖縄芝居実験劇場」による琉球舞踊、組踊

第一部 琉球舞踊
かぎやで風
かせかけ
ぜい
醜童
むんじゅる
浜千鳥
加那よー天川
第二部 組踊    組踊「二童敵討」

出演者 沖縄芝居実験劇場
立ち方 太田守邦、阿嘉修、新垣悟、宇座仁一、嘉数道彦、佐辺良和、宮城茂雄、川満香多、上原信二
地 謡 新垣俊道、中村逸夫、喜納吏一、池間北斗ほか

【お問い合わせ】(平日9:00〜11:30、12:30〜17:00)
法政大学 総務部 庶務課
TEL:03-3264-4957

 ということで8月に初めて行った国立劇場おきなわで上演された「執心鐘入」&「さかさま執心鐘入」をやっていた沖縄芝居実験劇場が来るようで。告白するとこの「沖縄芝居実験劇場」というのを見た時、なんだろうこれ、誰がやってるんだろうと思って調べてみたら、おぉ〜夏に観たアレかぁと。でもって、構成メンバーを見てありゃりゃ?太田守邦って、玉城盛義を襲名した人でその人が今はボスでそうなんですかと。またひとつ賢くなりまちた。
 そんなわけで、この土曜日に国立おきなわでたっぷり堪能してきた人たちと先月の新風〜Miikaji〜で観た人たちがごっちょりと。今年の2月に生まれて初めて組踊を見てから9本目。さすがに初めて観る出演者が立ち方、地謡含めて少なくなってきた。(しかし、メイクした顔は名前とわりとすぐ一致しても素顔だとまだまだ誰これ?と見分けがさーっぱりつきません。あうあう)

 それにしてもこういった関東方面での情報って本当に入手しずらくって、たまたまネットで見かけてというのがほとんど。誰かから「こんなのあるよ」と聞いたためしは一度くらいしかなく、大抵私がネットだとかから見つけ出してきて友人達と情報をシェアする感じ。でも、私自身も本当に行き当たりばったりでみなさんどっからこういった情報を入手されるのだろうと不思議。網の貼り方が足りないのでしょうか?9月に世田谷に来た組踊普及公演の「饒辺真山戸」も箆柄暦で見つけて、なんだろうと検索して、検索してもドンピシャにはわからずにたどり着いたところに電話してやっとこさ世田谷区の情報にたどり着いた感じで、周りの友人達に聞いても先生に聞いても誰も知らなかったし。
 三線を習っている先生からは、たまーにこういうのがありますよとお話しがありますがそれも沖縄だったりして、ふーんで終わってしまうことがほとんど。大学でやるわけだし先生っぽい人がいたら捕まえて尋ねてみようかな。