第46回琉球古典芸能祭とやらを観に行ってみた。 11月25日のこと。

 チケットを貰ったので泉ホールで行われていた琉球新報の芸能祭へ行ってみた。何度かブログで交流したはりくやまくさんのところで紹介されていた音楽劇「てるてる」@国立劇場おきなわも気になってはいたのですが、東京にいると芸能祭のうようなモノでさえ観る機会がものすごく少ないので、やはりこっちに行こうと思って足を運んでみたのでした。まぁ、23日に新風の公演を見たのでしばらくその思い出でご飯食べれるしww

 この日は、地謡安冨祖流系の人たちで構成されていました。舞踊ももちろん見たいのですが、やはり興味が大きいのは地謡。それも女性が唄三線をする演目がいくつかあるのでそれを聴きたくて。「かしかき」には、用事が終わらずに間に合わなかったのですが「柳」と「花風」を見ることができました。聴いてみて、やはり高音がキンキンする感じ(民謡っぽいというか…)は私はあんまり好みじゃないなぁと思ったり。んんー、好みというか古典の女踊りには合わない感じなのかしらん、と。自分はそうならないように気を付けていきたいと思ったり。
 「花風」の述懐の独唱は、とても素敵でした。正直な話、こうやって女性が古典曲を独唱をするのを聞いたのは(コンクール以外では)生まれて初めて。東京でも探せば聴く機会はあるのかもしれませんが、まだそういった情報をどうやって入手すればいいのかわからなくて。昨年12月に九段会館で観た「琉球芸能フェスティバル」で四つ竹とかしかきが女性地謡だったなぁと。というか、それっきりこういった場で女性が唄うのを聴くチャンスがありませんでした。(ま、かろうじてYoutubeの動画で聴けるかなって感じ) ※追記:2月のてんぶす那覇で観た「執心鐘入」が立方・地謡全て女子だったですね。
 後、琴、胡弓、笛、太鼓が入るので、三線だけの時との違いも面白く。そんでもって踊りもあるからどんなかなーって。そんなのもあり、色々な意味で勉強になったと思う。他の日も観て見たかったのですが予定があるので東京に戻ってきてしまいました。残念。(つーか、楽器ごとの調弦が謎で。それがいいのか悪いのか…。ってか、気持ち悪くないの?そこはそういう世界なの?ま、私の音階の基本はピアノだから全体的にはズレてるように思ってしまう部分はあるんだよね。そこは新たに回路を作成中で。でも、楽器が違っても合わせる時の音は一緒になるもんだと思うんだけど)