ラスト沖縄Day




 去年の夏以来のダイビング旅のラストは、ダイビングとは全く関係の無い世界へ行ってみようの巻だった。
 だって、国立劇場おきなわでは「男性舞踊家の会」なんて面白そうな演目がかかるわけで、丁度近いところに居るってんだからそりゃぁ観たいでしょ。踊る人たちも地謡陣も私的には、結構、いやかなりおなじみな人たちばかり。おきなわの国立劇場は、3月頭以来だ。

 クイーンの1便でとまりんへ戻り、とりあえず買い物だと牧志へ。座間味へ渡る前に目を付けておいたお店を回ってミニマンゴーだとか、パッションフルーツをごっそり買い込み実家へ送る。ふぅ、ミッションその1クリア。その後、友人に頼まれた買い物がてら自分のものも。って、食材ばっかりww
 そんなわけで順調に荷物がヘビーになっていく。島を出るときは結構軽くした筈だったのに…、あれれ?そんなわけで、やはりカフェストへ行ってアイスこーしーで一息。ムアっとした熱気の溜まるすーじ小からふと見上げると、泣きたくなるように真っ青な夏の空が見える。東京は、まだ梅雨なんだよなぁ…帰りたくないよぅと、ささやく声がする。

 ランチは、海山味で「さしみ定食」にしてみた。さすが鮮魚店直営、リーズナブル!そんなわけで味噌汁をあら汁にあっぷぐれーどしてみたよ。イラブチャーの刺身は、今回はありつけて無かったのでやった〜!できれば、酢味噌で食べたかったかもと、贅沢なことをつぶやいてみる。2周年記念とかで、「マグロ切り落とし」か「マグロてんぷら」がお土産に。旅行者的に「マグロ切り落とし」は無理なので、天ぷらをお土産に頂きました。わぁい!

 時間もいい感じになったので、浦添方面へいそいそと。荷物が凄いことになってるけど、ちゃんと中のカウンターで預かってくれた。そんなわけで「男性舞踊家の会」、あっという間に終わった感じがしたけれど、なかなか見ごたえあって面白かったでございます。女踊と二才踊を交互に、一部は古典、二部は雑踊って感じで。6月は女性の舞踊を結構見ていたので、やはり骨格と筋肉の違いってあるよなぁとか思いながら動きを感じてみたり。天川は音楽的にも凄〜く好きなので、阿嘉修で観れておぉ〜と。舞台だと大きく見えるんだな。この人のいろんな踊りをもっと観てみたい。今回の演目だったら収納奉行とか。
 佐辺良和の日傘踊りは、わぁおと言う感じでちょっと新しいモンを観た気分。目線と表情と動きの一体感というのか、観客が観てるということを意識したエンターテインメントしてる感じがなるほど〜と、今まで見たものをいろいろ思い起こしてみる。ふむ。そーゆーキャラなのかも?あ、演出?
 ラストの太鼓ばやしは、迫力あってカッコいいぃ〜!!3月の国立劇場で観たのとは、一味違った感じがした。なんだろうやっぱ気迫というか、迫力というか何か違うんだろうな。3月のはカッコイイもあるけど、やはり「美しく」が前に出ている感じで、今回は切れのある迫力が前面に出てる印象だった。
 つーか、阿嘉修が囃子を凄〜く楽しそうに入れていたのが印象に残ってて。で、宇座仁一は何故踊るときはちょっと困った眉な感じの表情なんだろうとか、川満香多をみる度に誰かに似てると思ってて、今回「あ、かねてっちゃん!」と思いついてみたりとか、東江裕吉は直線より曲線の動きなのか?とか、どーでもいいようなことを見てる私が常に横に居て…。いっぺんにいっぱい舞台に居ると誰を見ていいかわからなくなってしまう。てか、全ての人を等しく観たい。人数分観察する目と脳みそが欲しいわぁ〜(笑)

 出演者の人たちもさることながら周りのお客さんたちの反応とか、お喋りとか、つっこみとかもうそりゃぁすべてひっくるめて面白かった。いわゆるそっち方面の年季の入った方たちが、ごっそり客席にいるようで…以下略で。びっくりなコメントが周りで飛び交っておりましたよ。きゃー、コワイ、コワイ!!

 面白かった〜、ええもん観た〜、さて空港へと出て来たら出口で知り合いにバッタリ。まぁ、居ても不思議じゃない人たちだったので、やっぱり来てたねぇ〜と。世間は狭いというか、沖縄は狭いw
 丁度10日間の沖縄離島遊び。締め括りは、やっぱりここなのかぁという私の今。西表で、座間味で、そして那覇界隈で、沢山のかたの御世話になりました。感謝しきりです。ありがとうございます。お蔭さまで、とっても楽しい沖縄滞在でした。毎度、毎度、新しい出会いと驚きの連続で幸せだなぁと噛みしめて、まだ梅雨の開けない我が家がある場所へ戻りました。また、お会いしましょう〜。

 そういえば今回、ぜんざいが未遂に終わりそうじゃぁと空港のレストランで頼んでみた。なんだか、とっても残念だった。ションガネ〜

ティダは、かんかん!でも、風が気持ち良い一日。

 潜った日は、本当に良く眠れる。気が付いたら朝って感じ。窓を開けると風が良く抜ける。んん〜、気持ち良し!天気も良し!
 前日より15分早めに出発して向かうは外洋の由比名。途中、大雨の時だけ現れるという滝の側を通る。海に直接落ちる滝。座間味には川が無い。この滝も山の途中の崖から直接湧いているのかな?夏になると水不足で悩む座間味島。ダムはあるけど貯水量はそんなに多くなく雨が降らない日が続くと、島の人たちはやきもきする。そういえば、淡水化施設が出来たらしいという話を聞いた。ダムの貯水量がピンチになったら稼働してダムに淡水を送り込んで水不足を解消させるらしい。

 由比名は、一面に広がるサンゴが見事なポイント。リュウキュウキクカサンゴも結構元気だ。白い砂地と水路のような根、そして青い海。やっぱり外洋は、抜けてるねぇ。どうやら水温もちょっと高いようで前日のような冷たさを感じない。

 今日は、ガイドのN氏の水中カメラを借りた。いやぁ、やっぱり次のダイビングまでには水中用のカメラを用意したいのこころ。結局、PentaxQのハウジングは…、と久しぶりに探してみたらここから出ているみたい。おぉ〜!むむ、しかしこれにワイコンとかフィッシュアイは、付けれるのだろうか?新宿に居る詳しい人にお伺いに行ってみよう。飛びつきたくなるのをこらえて、そこらあたりの使い勝手を検証したいでございます。むふ〜。まぁ、例のTatzumaruモデル最新バージョンもターゲットに入れつつ。

 何やらサンゴの隙間に、ちょっとカラーリングがかっちょいいのを発見。なんとか全身を写そうと、あの手この手をこうじてみたが、むむ、敵もさることながらなかなか麗しい位置には収まってくれず。ま、でもこれはこれでカッチョイイ度がUPした感じ。自画自賛。あはは。ミナミトゲアシガニとかいう御仁だそうでつ。サンゴガニ系は目つきが悪くて素敵でございますま。(あ、ほもさぴえんすで目つきの悪いのはお知り合いになりたくないです)

 まぁ、太陽もキラキラしていて水もきれいで、とにかく気持ちがいい一本。ありがとうございます。こういう場所が大好きでございます。いつか、ユキンコボウシガニを座間味でも探してみたい。
 そして、二本目はカメに会いに行こうということで、座間味のカメポイントと言えば儀名。ちうわけで、水面休憩の時に2匹、エントリーして3匹と計5匹のカメちんに遭遇。殆どが、アオウミガメだったと思われ。岩の穴の中で寝ていたカメちんは、黄色と黒のコバンザメをまとい、そのコバンザメにはホンソメワケベラがまとわりつくという三重構造だった。儀名に来るカメちんは、結構のんびり屋が多い気がする。しょっちゅうダイバーと出会っていて慣れてんのかね?ww

 そうそうこれ、最初視認した時はゴミかと思いました。と、とりあえずライトをかざして撮ってみて、ズームしてもう一度写してみたらこんな子がおりました。多分、昨日も見たヨゴレダルマハゼのYGかと。キョトンとした顔つきがかわゆす。多分、5mmないかと思われ。ズームの勝利!「ヨゴレ」なんて名前に付けるのは正直どうかと思うんだがww
 前半のカメカメモードの後は、いろいろ探せモード。久しぶりに、真っ黒なウミシダに付く、真っ黒なコマチコシオリエビを発見。写真に撮ってみたが、黒さが同じで埋もれててわからんちん。ガイド見習い氏が動画に撮ってて、あ、それにすりゃよかったと。動いてはいたので。後、なんだかわからないサンゴに付くエビ。カクレエビ系かと思うのだけど、図鑑で調べてもいまいちわからず。もうちょっとゆっくり探してみよう。

海畑とお祝い

 ランチは、全員一致で「海畑(うみばる)」というそば屋さんへ。去年来た時は、臨時休業で未遂だったのだ。やっと来れた!!
 テーブル席と座敷席、カウンター席があって結構広い。明るい店内は、週末の古座間味ー那覇サバニレース関係の人たちも島へ入ってきているのも手伝ってかなり賑わっている。そばが、太麺、細麺、ふーちばー麺とあって選べる。基本のそばにソーキや、軟骨ソーキ、てびちなどがトッピングで選べる。別皿で来るのでそれをつまみでビールを飲んでいる人も。
 みなさんおすすめの牛肉そばをふーちばー麺で頼んでみたよ。黒胡椒とガーリックがガツンと効いてうまし!!噛むとふわっとフーチバーの香が鼻に抜ける麺もおいし〜い♪大宜味の前田食堂の牛そばをほんのり思い出しました。ほんのりだけどww




 食事の後は、ピックアップ場所の501ストアーへ。沖縄の生活がぎゅっと凝縮したようなラインナップ、見てるだけでも面白い。初めて来た時は、ヒラウコ―とかウチカビを見てなんじゃこりゃ???と思ったものでした。最近お気に入りの子亀を買う。夜の宴会のお供に。沖縄でどの駄菓子が好きかと聞かれたら、やっぱり一番は亀せんなり。これを揺るがすものにはまだ出会っておりませぬ。基本の塩味が好き。

 宿に戻ってちゃんとシャワーを浴びて、冷やしてあったパインを食べたりして、夕方まで真面目に三線の練習。次の日は練習する時間が無いので念入りに。やっと覚えた感じ。これから唄い込まないと。後1か月しかない〜(汗)


 今日の散歩はお休みしようかなぁ〜、誰か行かないかなぁ〜とちょっとそんな気もしていたのですが、お犬様がこっちを見て尻尾を盛大にお振りにならっしゃるので、やはり行かないわけには…。さりげなく無視しようとしたのですが、催促のオーラがじわじわと…w
 時間も遅くなってたので、ショートバージョンで勘弁して貰った。趣味のスナガニ堀り(写真)も快調のようでございます。週末のサバニレース用のサバニが阿真に来ていたよ。どうやらキャンプ場のバンガローとかに御一行様が居るらしい。そういえば与那国から鹿児島までサバニで行った人たちが去年いて、twitterで動きをおっかけてたなぁ〜とそんな話をしたら、「それがさっき話してた海想チームだよ」とN氏とSさんが。

 夜は、Yさんの2500本記念前夜祭で盛り上がり。次の日が2500本になるのですが、夕方の便で座間味を離れてしまわれるので、じゃぁ前夜祭をしましょう〜と全員一致でやんや、やんや。私も朝一の便で那覇に戻ることになってたので一緒にお祝いできて良かった!
 そういえば、パラオで2200本、モルクルで2300本をご一緒していたのでした。あと1日座間味で潜って入れば2500本も水中で一緒にお祝いできたのに、ちょっと残念だった。しかし、私は土曜日中には東京に戻らなければだったし、国立劇場おきなわの舞台を観ようと思っていたのでションガネー。

 お店からおっきな手作りケーキがお祝いに供され、ガイドのN氏からは手作りの記念プレートが。おめでとうございます!Yさん。是非、2600本も一緒にお祝いしたいでございます。その前に傘寿の御祝ですね。

慶良間は、まだちょっと冷たかった。




 島の朝は那覇とは違いやっぱり静か。吹き渡る風の音が聞こえるくらいに。いや、クマゼミの大合唱はそれなりに凄いけど、人口の音じゃないから気にならない。むしろ、夏だなぁ〜って気分UPww

 朝は晴れたり曇ったり。さて、座間味潜り開始。一本目は益田岩。おぉ〜、久しぶりじゃ。イメージ的には白い砂地と青い海と点在するオアシスのような根。Yさんとご一緒するのもほぼ一年半ぶり。ゲスト4人、ガイド一人、ガイド見習い一人というのんびりさ。西表では、ゲスト19人でガイド3人の3チーム編成だったから、かなりゆったり。
 エントリーして、水温の低さに思わず「つべたっ!!」と。なんだろう、「冷たい」を強調するとき「つべたい」と言うのは、関西弁?そういえば「まみむめも」が「ばびぶべぼ」になる場合があるなぁ。「さむい」→「さぶい」、「つむる」→「つぶる」。でも「ま、も」はないかも?

 途中、1m四方もない場所にミノカサゴ2匹に、カクレクマノミ一家に、背後にでっかいウツボというなんとも不思議な雑居状態に出会うもカメラ無し。手を振ってみるも、みなさんそれぞれの心の赴くままにで誰もこっちを見ていない。ざんねーん(笑)
 穴に入っている黒いカエルウオを見つけるのだが、どうやらそれはフタイロカエルウオだった。下半身のオレンジは、穴の中だから見れなくて。そして益田岩に到着。チビ天国。エビ天国。面白〜い!!しかーし、スカシテンジクダイがめっちゃデカくて数も少なくて趣き無し。ツブツブ度低いわぁ。あの顔面にせまってくるうわわわわなツブツブの3D的テクスチャー感が無いですがな。そこが面白いのに。あははは。生き残り?育ち過ぎ?いや、これからまだまだYGが出てくるんでせう。

 二本目は、多分初めて入る東牛(あがりうし)。安室島の近くだったかな?ここも平均水温は26度を切っていた。西表では、29度あたりで潜っていたので3度も違うとかなり冷たく感じる。Yさんは、伊豆の最高温度だよ笑うけどw
 東牛は、ユビエダサンゴの群生がずーっと広がっているポイント。オドリハゼをちろっとだけ目撃。あっと思ったら隠れてしまった。しばらく粘ったけどお出ましにはならず。残念。いろいろ宝探し気分で、泳ぎ回る。そして、ナマコというナマコをひっく返して観て回る。そしたら、ちっちゃい子を発見!
 そう、ウミウシカクレエビ。私はこのエビの造形と色が大好きでごじゃいます。オレンジと白と紫。そんで、宇宙人のデザインになりそうな顔。カッコいい〜♪
 せっかくだからとナマコをもって見せて回るが、老眼チームには「ちっちゃくてわからん」と敬遠されまくる。あああぁ〜ん、見てみて〜ぇ。次回は、虫眼鏡を百均で買ってポケットにしのばせておこう。そうこうしているうちに、だんだん寒くなってくる。うぅ〜。やっぱり梅雨明けが遅かったから、6月末でもまだ水温上がってないのかねぇ。

 それでも2本目を上がってきたら太陽はサンサンと輝き始め船の上は、じりじりと焼ける音がする。港で乗り込んだ送迎車の中があったかくて気持ちよかった。いや、普段ならあっちぃ〜〜死ぬ〜なんだけど、冷えた体には「あったかぁ〜い♪」だったのですよ。明日は、是非温かい飲み物を用意してくださいとお願いした。氷の入った、冷え冷えのお茶はちと辛かったすと、昔ねーねー一同訴える。

 ランチは毎度お馴染み「まるみ屋」でちゃんぽん。メニューには「ちゃんぽん飯」とあるのだが、一緒だった人たちは、この「ちゃんぽん」が何かわからない様子。あれ?みなさん、私よりも沖縄歴ダイビング歴ずーっと長いのに。ということで、全員で同じものを頼む。まぁ、私自身も食べるのは何年ぶりな感じだしw
 ランチから戻ると、今年パースから帰ってきて、しばらく東京に居て、そっから那覇へ引っ越した水中動画カメラマンのSさんが来島していた。週末の古座間味←→那覇サバニレースを観に来たらしい。そういえば、Sさんと初めて会ったのが座間味のここだった。

 午後、Yさんは3本目へ行ってくるとヤシャハゼと戯れにお出かけに。残った女子は、のんびりダラダラの時間。洗濯して、昼寝して、写真を整理して、三線練習してみたり。時間がいっぱいあるようでもあっと言う間に午後から夕方となり楽しい夕食の時間。

 夕食後は、やはりカメラ片手に看板犬を連れてお散歩。今度は、ちょっと早めに出て阿真ビーチのさらに奥の奥の方まで行ってみた。したら、見事に空が焼けて凄い色の移り変わりにただただ空を見上げていた。広い空の下、私と犬一匹。とてもクリアで静かな時間。凄く贅沢なんだけど、ちょっと寂しい気もする。だって、ここは沖縄なのに…。
 そうこうするちに一気に闇が迫ってくる。海に日が落ちると、本当に一気に暗くなる。街灯も何もない場所なのでライトは持参。でも、できればそんな人工の明りに頼らずに歩きたい。それは、この黄昏の時間にはノイズだと思ってしまうから。

 夜は、前夜と違って人数が倍くらいに増えてにぎやか、にぎやか。東京からずっと持ち歩いていた土産をいろいろツマミに出す。坂角から出ている東京限定の「東京天富良」っちうえびせんがあったのだけど、その個別包装の中に入っている小さいシリカゲルの大きさがハウジングに入れるのに丁度いいと、Sさんの目が輝く。さすがプロは目の付け所が違います(笑)

 さて、明日はどんな一日?

座間味への旅

 前日の牧志徘徊の末、荷物がさらに重くなっている。合計30Kgは超えているのは間違いなく。ダイビング機材と身の回りの物と三線と買い込んだ果物とか黒紫米とか黒糖とかもかなりの重量ww
 今回初めて宿泊した船員会館。それはとまりんにある。しかし、クイーン座間味の乗り場はこの重量の荷物を持って移動するには、はるか彼方。同じとまりん内だけど。こんな距離でもタクシーは行ってくれるのか??あ、フェリーにすれば半分の距離だ!前もってチケット買っとけば直接乗り込めるし。
 そんなことを考えるくらい荷物が凄い。自業自得だけどさ〜

 そして、お世話になる宿は朝まで修学旅行生がぐっちゃりいた筈なわけで、あんまり早い時間に行くのもなぁと思ったら、この2、3日だけフェリーざまみが変則運行だとかで2時着になると。と、決まり!でございました。
 それでも船員会館のフロントのお姉ちゃんは、台車を使ってもいいですよと言ってくれた。ありがとう。でも、使わなくてもなんとかなった。

 チェックアウトして荷物を預けた後は、あのモーニングが食べたいとまたもやカフェストリート。写真のアーモンドナッツトーストは、くせになりまする。やばうま〜!!

 実は高速船よりフェリーが好き。船旅気分は、フェリーの方がだんぜん上だと思うのす。のんびりできる時はフェリーがおすすめ。奄美から本部まで乗ったフェリーもいろんな島がみれて楽しかったなぁ〜、ひとりでもぜんぜん退屈しなかった。

 港に着くと、ガイドのN氏がお迎えに来てくれた。やっほ〜、久しぶりでございます。久しぶりなんだけど、あんまり時間が開いた感覚が無い。そんななじみっぷりの座間味。荷解きして三線の練習などして昼寝こいていたら、今回の同行の友人が到着。なんと今年御歳80になられるのですが、バリバリ現役ダイバー。毎月海外だとか、島だとかあちこち潜りにいっておられます。一緒に潜るのは去年のグアム以来です。いつもお世話になっております。ありがとうございます。



 
 私たちの他には、神戸方面のおばちゃま2人組。というわけで、私の言語野はすっかりネイティブに。西表では、東京の友人や去年もハーリーでご一緒した年配のチームがいるので、あまりネイティブには戻らなかった。あ、でも関西チームのゲストがいたのでだんだんとネイティブ化していたかな。あははは。ってか、沖縄を旅する時はネイティブ言語が楽です。

 写真は、夕食後に恒例となっている看板犬との散歩中の阿真ビーチ。日が沈むと散歩も心地いい感じ。日がある間は、やっぱりあちぃのだ。そして、汗を流した後は、明日潜るメンバーとN氏とゆんたく飲み〜。話が盛り上がって気がついたら1時だった。あわわ(笑)

バイバイ西表、そして那覇の夜はふけて…。

 夕方の便だからもうっちょと後で島を出るという友人を置いて、一人先に白浜を後にする。なんとか迎えのバスぎりぎりの時間にパッキング終了。お、重い…。
 ちょっと慌てたら、お気に入りの麦わら帽子を忘れる。あきさみよ〜!!帽子は、残った友人が夕方にトランジットで那覇空港を経由するのでそこで受け取ることに。ほっ。

 港の近くの無人販売でさらにピーチパインを追加で購入。船は、相変わらず超混み。行きの満席に匹敵する乗客。安栄と八重観が共同運行になって実質船の本数減っちゃったからかねぇ。石垣で用事をすませてギリギリでチェックイン。荷物は、預ける荷物だけでなんと9Kgものオーバーウェイトだった。そりゃ重い筈…。しょうがないので那覇空港から宿まではタクシーで。うみそらトンネル初めて通った!!早いね。
 ちょっと早めだったけど、チェックインできて良かった!お昼ご飯を食べそこねたのでどうしようかと思ったのだけど、行きたいお店はどこもランチが終わってる時間。ふらふらと牧志まで出て、マンゴだとかパッションだとか食べる分を買い込む。まだ家に帰るわけじゃないからそこが悩ましい。

 あちさんと、おなじみのカフェストリートでアイスこーしー。相変わらず人気店。すかさず通りすがりの知らないオジィが「ビール飲まんかい?」と誘ってくる?へ?あたし?ww
 「いやぁ〜、今からコーヒー飲むから」と、にこやかに断ると「コーヒーあらん、ビール飲まんね」と。「まだ、おてんとうさん高いで、早いわぁ〜」「あい、やがて夕方!びーるがいいよ〜」……。
 あははは、いやアタシはコーヒーが飲みたいねん。すまんけど、私に対してはビールには何の魅力もありまへんのや。ごめんなぁww

 那覇に到着したよという友人に牧志で欲しいものが無いか聞き、要望のものをごそごそとゲットして空港へ。島とうがらしが結構出てるねぇ。シークワーシャーも小さいけど出始めた。再会して無事、ブツを交換しあってまたね〜!




 夜は友人がつとめている首里あしびうなへ行ってみた。あぁ〜、ここってSAKISHIMA MEETINGが何度かライブやってたお店ですな。なりほそ〜。この庭がステージだったわけだとか思いながら、縁側席でまったりと琉球懐石なんかを頂いてみたよ。どぅる天うまいなぁ〜、もっと食べたかった。中身汁の汁もええカツオだしやった。
 のんびりとご飯を一人で食べていたら、ナイスビューがあるからちょっとどうだと誘われ行ったところから見えたのが写真のライトアップされた首里城。ひょほ〜〜〜!!全貌がドーンと見えまする。凄い場所だねぇ。芸大もやがて移転するそうだね。そうなのかぁ〜
 こりゃ、ええもん観させて頂きました。ありがとうございます。

 そして、仕事の終わった友人と夜の時間を楽しみにタクシーを走らせたのでありました。ぬふ〜。宿に戻ったら3時だったよ。今日も長い楽しい一日でございました。感謝!

西表ラストDay



 ダイビング三日目は、梅雨明けとともにやってきた夏至南風で崎山までは行けず。網取浅場で爪楊枝のようなチビのアキアナゴ、そしてハダカハオコゼと対面。外離れ南では、ニチリンダテハゼとヤマブキハゼを探してオーバーハングをうろうろ。流れて来たゴミっぽいものにちっちゃいものがいっぱい着いていてかなり楽しめた。ブリモドキygとか、直径1mmもないようなピンクのホタテとか。ちょっと気持ち悪い毛虫みたいなのとか。後、ちょっと種類がわからないウミウシが大小たっくさんついてた。渦巻き模様になった卵もあったねぇ〜。

 そんな感じで今回の西表ダイビングも終了。いやぁ〜、楽しかった。しかし、風によるうねりで崎山だとかオガンには行けず。友人と真夏にもっかい西表に潜りに行きたいねと、かなり盛り上がり。去年の夏は、三線ごとでひーひー言っててダイビング的には心の余裕がなかったからなぁ〜ww

 夕方からレンタカーを借りて、ドライブがてらパインとマンゴー探しの旅。海人の家で借りれるようになったのは、とてもありがたい。さっそく利用。ピーチパインがいい感じに出回ってる。
 写真は、上原のパーラー美々のマンゴージュース。100%生マンゴーでどっぷりねっとりたっぷりと幸せな一品。これは、たーまらんでございます。翌日、西表入りだったてんもりさんがさっそく噂を聞きつけてww、この素敵なマンゴージュースにありついたとのこと。
 夜、部屋の中はいい香りにつつまれていたとです。し・あ・わ・せ♪

 そうそう、祖納にいった日記に書き忘れていたけど、豊年祭の期間に入ったらしく、丁度7時に仲良田節が流れていたよ。きゃー、懐かしぃ。そう私的にはやっぱりナカラタ節より、この祖納や干立の仲良田節なんだよなぁ。帰りにみたらなるほど、借り入れの終わった田んぼが。この借り入れの終わった藁で綱を作って、それでやる綱引きが豊年祭の一番の盛り上がり。
 豊年祭自体は、7月下旬だそうで。行きたいなぁ…。